鮪川のナマハゲ

男鹿半島のほぼ全域に伝わる大晦日の伝統行事「ナマハゲ」
もちろん鮪川でも、毎年行われています。

ナマハゲの面は、毎年同じものを大事使いますが、ナマハゲが身にまとう「けで」は、事前に集まって、手作業で藁から作ります。
大晦日当日も、自分ひとりで着れるものではないですので、何人かに手伝ってもらいながら準備をします。

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こうして準備を完了してお神酒で清めたら、いよいよ集落の家々に向かいます。

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ナマハゲを迎える側も、昔のように子供が泣き叫ぶというような感じではないです。
一年の厄を払い、福を与えるものという役割が大きくなりました。
少しずつ役割を変えながら、集落、地域の中で生き続けています。

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「けで」から抜けた藁を大事に持っているのは、ご利益があるという言われてるから。
頭が良くなる、風邪をひかない…などなど。
くれぐれも無理やり抜いたりしてはいけないものです。

子供がいないお年寄りの家でもナマハゲは歓迎されます。
昔のような風景がなくても、無事に歳を越して、ナマハゲを迎えられるというのは、男鹿半島に住む人間の喜びでもあります。

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他所の地域と同様に、ナマハゲの担い手不足は深刻な状況にあるのは確かです。
それでも、そんな中でも懸命に頑張りながら続けていっているのが現状。

大変だから…といって簡単にやめるわけにもいきませんし、将来どうなるかが見通せる状況ではないですが、続けられるうちは頑張って続けるしかないというのが正直なところです。

こうしているうちに、少しずつでも状況が良くなってることを信じて、頑張っていきましょう。