サマーキャンプで子供木こり体験

今年は、例年に比べてやや涼しい夏となっている男鹿半島は鮪川集落。

この時期、男鹿半島にはキャンプ客も多く訪れ、子供たちを集めたサマーキャンプなども開催されてます。

昨年から、そのサマーキャンプの中で子供たちに木こり体験の場を提供しています。
子供たちに山について、林についての理解を深めてもらうには、実際に山の中に入って、話を聞き、間伐等の作業を体験してもらうのが一番ですので。

今年は23名の子供たちと、グループリーダーの大学生とスタッフ数人、そして鮪川の案内役が、あらかじめ下見しておいた場所に向けてガイドさせてもらいました。


山に木を植えて林を作る場合、たくさんの苗を植えたますが、その後、きちんと間引いていかないといけない。
となりの木との間隔が狭いと、どうしても日照や、根の張り方、養分という点で成長に差が出てくるため、育ちの悪い木、過密になっている木を、全体的な見地から切り倒していきます。

林の中では、既に間伐するための木に目印を付けてあるので、子供たちには協力しながらノコギリを持って木を切り倒してもらいます。

普段の生活の中ではノコギリを持つこは稀でしょうし、それこそ生きている木を切る体験なんて、ほぼ全員が初めての体験。
スタッフの皆さんに教えてもらいながら、少しづつノコギリの使い方に慣れていきます。


切り倒した木は、後でクラフト工作の材料にするということで、枝を落とし1m程度の長さにまで切りそろえます。
作業が進むにつれてだいぶ慣れてきたようで、足をかけて鋸を引く姿とかサマになってきてます。
やはり何事も経験が大事です。


作業は無事に終了。
誰もケガすることもなく、全員がノコギリを使っての間伐作業を完了させました。

人間の傍にあり、人間に恩恵を与え、人間が安らぐ優しい森林は、人間が手をかけて維持しているというコトを、子供の頃から体験して、理解してる意味は大きいと思います。

「手つかずの自然」というのは言葉は綺麗ですが、決して人間に優しくないですし、人が手をかける事を放棄した森は、人間を拒みます。

時には災害を引き起こすこともあるかもしれません。

そうではなくて、人と自然がちょうど良い距離感を保つために何が必要なのか…それを子供たちに考えてもらうきっかけになってくれれば…と思いながらの木こり体験の受け入れでした。