秋の普請、水路の維持管理を中心に

元気ムラ大交流会の翌日の9月3日。
片付けもままならないうちに、今度は集落の普請です。

集落の中の手入れが必要なところを、集落の人自身で手直しして維持していく大事な活動。


地域によっては、必要な人数が集まらなかったり、道具や資材が十分でなく、行政にお任せしているところもあるようですが、ここ鮪川では自治会がこまめに開催し、そのたびに集落の皆さんの協力で実施できています。

本当にありがとうございます。


今回も貴重な秋の日の日曜日を費やして、集落の必要な場所の手入れをしていきました。

農村であり、水源地である鮪川なので、一番大事なところは水路の手入れ。


周りの草を刈ったり、水路の中に落ち込んでいった草やゴミを綺麗にしておく作業は、けっこう手間暇かかりますが、これをしないと下流の水路が詰まって、水の利用に支障がでますし、迷惑をかけてしまいますので、丁寧に作業を進めていきます。


やったことのある人はお判りでしょうが、水回りの作業というのは、けっこうな重労働です。
それでも、今まで何度もやってきた経験者ばかりですから、手分けして手際よく作業を進めていきます。


普段はこれ以外にもたくさんの作業があるのですが、今回は五里合全体で進められている水田の土地改良事業のため、多くの地域が工事中。
普請で手を付けられる場所が限定されました。

来年度、工事が終われば、また違う姿になっているだろう場所もたくさんありますが、引き続き集落で手を入れていくことになります。

やはり自分たちの地域は、自分たちの手で維持管理していくのは大事なことなんだと思いますので、引き続き、集落の皆さんのご協力、よろしくお願いいたします。

元気ムラ大交流会、今年は男鹿がホストタウン

鮪川集落も大変お世話になっている、あきた元気ムラ。

毎年秋に開催されている「あきた元気ムラ大交流会」は、今年は男鹿がホストタウンになり、さる9月2日、男鹿市民文化会館で開催されました。

鮪川集落も、ブースを出しての出店に加えて、男鹿のナマハゲについてのディスカッションに参加しまして、中石、安全寺の代表者さんと共に、檀上でお話させていただきました。


大きなステージ檀上での発表は、なかなかに緊張する体験だったとのこと。

市役所や観光の関係者の方々がナマハゲについて話をすることはあっても、実際に集落の中で苦心しながらナマハゲを続けてきた皆さんの生の声でのやりとりは貴重だったと思います。

外からは観光マスコット的な扱いが普通になっているナマハゲも、人口減少を続ける集落の中ではその継続は容易なことではなく、観光云々とは全く別次元の課題に毎年直面しています。

地域に伝わる大事な慣習ですので、簡単に終わらせていいことでもなく、今後さまざまな工夫や努力が必要になってくるのかもしれません。

檀上発表が終わりましたら、地域の特産品の試食タイム。
今回は「クレソンサラダ」「漬物」そして秘密兵器の「滝の頭の湧き水」です。


なにしろ鮪川の自然の恵みの源泉となる水ですので。
予想通りというか、予想以上に、ブースを訪れた方の評判は上々。

上水道の水源地ですので、これをペットボトルに詰めて売るわけにはいきませんが、こうしたピーアールの場所で、みなさんに試飲してもらい、こんなに美味しい水が豊富に湧き出す土地の産品であることをお話できれば、大いに印象に残ると思います。

こうした工夫を織り交ぜつつ、どんどん鮪川の良さを広めていければ、と考えています。

試食タイムの合間にも、小さなブースを設けまして、そこで各地域のピーアールタイムを開催。
ただ、少々時間が短かったので、鮪川の魅力を語るには短すぎ…ということでした。
次の機会がありましたら、リベンジしたいと思います。


ステージでは最後にナマハゲ太鼓が披露され、男鹿開催の元気ムラ大交流会は無事に終了いたしました。


元気ムラ大交流会開催に尽力された皆様、鮪川ブース出展を手伝っていただいた集落の皆様、鮪川のブースに足を運んでいただいた皆様、まことにありがとうございました。

こうしたイベントを開催するだけで、地域の課題が解決できるわけではありませんが、こうした場所にブースを出したり発表したりする為に、日々集落の中で頑張っている活動こそが、一番大事なところなんじゃないかと思います。

そうした地道な努力や活動を継続していけるよう、いろいろと工夫して頑張っていきたいと思いますので、皆様よろしくお願いいたします。

盆踊りは今年も賑やかに

8月14日、今年も賑やかに鮪川地区の盆踊りを開催いたしました。

お盆期間中というこで、鮪川から余所へと移った方々も、この日は実家に帰省していたりと、多くの方が楽しみにしていたようです。

鮪川自治会でも、盆踊りに必要な太鼓や広場の飾りつけ、BBQに、焼き鳥に、ババヘラに、焼きそばに、景品にと、たっぷり準備をしてきました。

幸いにもお天気にも恵まれ、みんさんに楽しんでいただけたようで何より。

今回は、ギャラリー形式で写真を掲載しますので、お楽しみください。

サマーキャンプで子供木こり体験

今年は、例年に比べてやや涼しい夏となっている男鹿半島は鮪川集落。

この時期、男鹿半島にはキャンプ客も多く訪れ、子供たちを集めたサマーキャンプなども開催されてます。

昨年から、そのサマーキャンプの中で子供たちに木こり体験の場を提供しています。
子供たちに山について、林についての理解を深めてもらうには、実際に山の中に入って、話を聞き、間伐等の作業を体験してもらうのが一番ですので。

今年は23名の子供たちと、グループリーダーの大学生とスタッフ数人、そして鮪川の案内役が、あらかじめ下見しておいた場所に向けてガイドさせてもらいました。


山に木を植えて林を作る場合、たくさんの苗を植えたますが、その後、きちんと間引いていかないといけない。
となりの木との間隔が狭いと、どうしても日照や、根の張り方、養分という点で成長に差が出てくるため、育ちの悪い木、過密になっている木を、全体的な見地から切り倒していきます。

林の中では、既に間伐するための木に目印を付けてあるので、子供たちには協力しながらノコギリを持って木を切り倒してもらいます。

普段の生活の中ではノコギリを持つこは稀でしょうし、それこそ生きている木を切る体験なんて、ほぼ全員が初めての体験。
スタッフの皆さんに教えてもらいながら、少しづつノコギリの使い方に慣れていきます。


切り倒した木は、後でクラフト工作の材料にするということで、枝を落とし1m程度の長さにまで切りそろえます。
作業が進むにつれてだいぶ慣れてきたようで、足をかけて鋸を引く姿とかサマになってきてます。
やはり何事も経験が大事です。


作業は無事に終了。
誰もケガすることもなく、全員がノコギリを使っての間伐作業を完了させました。

人間の傍にあり、人間に恩恵を与え、人間が安らぐ優しい森林は、人間が手をかけて維持しているというコトを、子供の頃から体験して、理解してる意味は大きいと思います。

「手つかずの自然」というのは言葉は綺麗ですが、決して人間に優しくないですし、人が手をかける事を放棄した森は、人間を拒みます。

時には災害を引き起こすこともあるかもしれません。

そうではなくて、人と自然がちょうど良い距離感を保つために何が必要なのか…それを子供たちに考えてもらうきっかけになってくれれば…と思いながらの木こり体験の受け入れでした。

しびかわの店オープン

今年も地元の野菜、山菜、近くの漁港であがった不揃いのお魚を揃えた鮪川の店、スタートしました。


開店日は、毎週火曜と金曜の午後1時から。


地元のお母さん達が、忙しい中頑張って営業中ですので、お近くの方はぜひ足を運んでいただければ。
漁次第ではありますが、お魚は流通に乗らない超新鮮なのが出ますので、お好きな方にはたまらないと思います。

グランドゴルフ ニアピン大会

6月4日、鮪川ですっかりお馴染みになったグランドゴルフ大会を今年も開催いたしました。

ところが、残念ながらこの日は雨。
鮪川自治会でグランドゴルフを企画し始めて初の雨天です。

手配していた食事類はキャンセルするわけにもいかないため、今回は自治会館の中に、急遽、ニアピンゴルフ会場を設置しまして全員参加のニアピン大会にあいなりました。

屋外と違って、一部屋に全員が揃ってる状況なので、予想外に盛り上がったニアピン大会、今回もギャラリー形式で掲載いたします。

今木神社祭典

今年も5月28日、滝の頭の今木神社祭典を開催いたしました。

この時期、いろいろと行事が立て込んでますので津波災害を想定した避難訓練も同日開催しています。
朝はあいにくの雨降りでしたが、たくさんの方々が公民館前に集まってきます。


前回は、ここから中石方面の高台へ移動しましたが、今回は海とは反対側の林を抜けて滝の頭のある農免道路の方に向かいます。
それぞれ家の場所によって避難しやすい場所は異なりますし、必ずしも自宅にいるときに津波被害にあうとも限りません。
集落に、いつくか避難に適した場所があるということを共有できていれば、万が一の際は、より安全に避難することができますので。


訓練終了後は、用意したおやつ類を配りまして、他の皆さんは解散。
祭典のスタッフは、引き続き準備に取り掛かります。

のぼりを立て、縄をしめ、祭壇を用意して、準備を進めていきます。


鮪川自治会はじめ、関係者の皆さんも集まってきます。
滝の頭は、男鹿市の重要な水源地の一つですので、市役所の方々もいらっしゃってます。


準備が整いましたらば、神事を執り行い、各組織の代表の方々が玉串を納めていきます。


こうして無事に、祭典の神事を何事もなく終了することができました。
参加された関係者の皆さま、まことにありがとうございました。


滝の頭は、寒風山という火山の麓に湧き出す湧水です。
集落が成立する前、それこそこの地に人が住む遥か前から滾々と湧き出し続けてる悠久の水源。

数十年前に山に降った雨が山に浸み込み、それが時間をかけて岩石の隙間をろ過されて湧き出してくるという仕組みは、川やため池のようなシンプルな水源地とは違った、長い視点に立った保全の取り組みが欠かせません。

とはいえ、それをしなければ、次の世代に対して水の恵みを引き渡すことができませんので怠るわけにはいきません。
この土地に住むであろう未来の人々のために、水の恵みに感謝する祭典と、この湧水を保全するための具体的取り組み、両方をきちんと進めていくことは、とても大事なことだと思っています。

五里合駅伝大会2017

今季も五里合の祭典に合わせまして、各地区対抗の五里合駅伝大会が開催されました。


今年から会場を、今までの五里合体育館から、市民センターとして改装された旧五里合小学校の体育館を利用させてもらっています。

この日は、生憎の雨ということもあって、開会セレモニーや表彰式を体育館の中で執り行いました。

ゴールデンウィークの初日ということもあって普段集落から離れている人も、この日に合わせて帰郷して参加してくれたりと、地元に愛着を持ってもらっているのは、とても嬉しいことです。

順位は残念ながら上位入賞とはなりませんが、参加した全員が、雨の中を全力で走り切ってくれました。

こうして、集落の外で暮らしている皆さんが、何かあった時には気楽に戻ってこれるような地域としてつながっていくのも大事なことだと考えています。

これからもいっそう集落の活動に取り組んでいきたいと思います。

この日撮影した写真をギャラリー形式で掲載いたしますので、ぜひご覧ください。

全市一斉クリーンアップ

男鹿市では、4月16日の日曜日に全市一斉のクリーンアップを実施いたしまして、ここ鮪川集落でも、この日に合わせて集落の一斉清掃を実施いたしました。

この日も、たくさんの方に参加していただきました。


とはいえ、先日の普請もあり、またこの日よりも前に、集落内の団体でゴミ拾い等を実施していたこともあって、この日は軽めの清掃作業で完了となりました。


自分たちが住んでいる集落ですから、普段から綺麗にしておくことは良いことですね。
誰かが拾うだろうなんて言わないで、気が付いたらすぐに拾ってしまう。
数が多いと思ったら、声かけられる範囲で人を集めて、さっさと綺麗にしてしまう。


美観や景観っていうのは、そうゆうことの積み重ねでしか維持できませんから、これからもこまめな活動を、心がけていいきたいと思います。

春普請

4月2日に春の恒例、普請が行われました。

都会に住んでいると「普請」という単語に馴染みがないかもしれませんが、地方の集落では無くてなならない、昔からの行事です。
毎回、たくさんの集落の方に参加していただいています。


自分たちの住んでいる集落の中で、みんなが共同で使っている場所やモノを、補修したり整備したり、集落の住民自身が手をかけて整えて維持していく仕組み。

行政に税金を納めて作業や工事を代行してもらう仕組みとは逆です。


住民自身が作業しなければなりませんが、そのかわり行政の動きに縛られることも無く必要な作業を、必要な時に実施でき、その恩恵は住民自身が受けられるシンプルで基本的な仕組みです。


特に、雪国では、冬の間除雪車による除雪を行うこともあって、春になると道路の両脇が凄く汚れます。


さらに、溶けた雪が、落ち葉や泥を流していってしまうために、下流の側溝には大量に溜まってしまいます。
これは、早めに除去しないと側溝が溢れてしまいます。

実際、この日の作業では、ほぼ側溝が一杯になっていて、これをスコップ等を使って、一生懸命かき出しを行いました。


水を吸って重くなった落ち葉や泥をかき出す作業は重労働です。


ですが、こうゆう作業は誰かがやらないと、みんなが困ります。
こうゆう時に普請のような仕組みがあると、スムーズに集落の労働力が集めることができて、結果的に素早く対処できるという意味では、やはり普請は無くてはならない仕組みです。


数時間の作業で、けっこうな量のゴミを拾うこともできましたし、無事に春の普請も完了です。

参加していただいた集落の皆様、お疲れさまでした。
集落の運営へのご協力に感謝するとともに、今後とも、よろしくお願いいたします。