さて、ここに来て、一般の方々には見慣れない光景が、クレソンの畑の中に広がってます。
白くて、綺麗な、クレソンの花。
クレソンは寒さには強く、特に対策を講じる必要も無く冬を越すことができましたが、これから夏に向けては花が咲いたりと、収量は落ち込むようです。
花が咲いてしまうと、茎が太くなったり、葉が小さくなったりと、このあたりは、ちょっと研究の余地がありますよね。
肝心の味のほうですが、今のところ、鮪川独特のえぐみのない味わいの方には大きな変化はないようです。
日照のいい場所と、ない場所だけでも、だいぶ状況が違うので、いろいろなパターンを試してみて、今後のデータにしていきたいと思います。
現在は比較的、日照のない場所のクレソンを選んで出荷している状況です。
将来的には、年間を通じて安定した収穫ができるのが理想ですが、そのためには冬場の寒さ対策、夏場の暑さ対策も必要です。
ハウスを建てて、経費をかけて温度を調整する方法もあるんでしょうが、収益を考えると、大規模なものを用意するわけにもいかないですからね。
標高や風向き、林の中や、開けた場所とか、条件を変えた場所でのデータを元に、将来の栽培スタイルを模索していきたいと思います。
目指せ!日本一のクレソン産地!